一般撮影とは、“レントゲン”や“X線写真”と呼ばれ、検査目的とする部位にX線を照射して撮影を行う検査です。
胸部・腹部・骨(頭部・脊椎・四肢等)・歯科領域など病気を疑われた身体各部位を撮影します。
撮影は立ったまま撮影したり、撮影台で寝た状態、イスに座った状態で撮影したりします。
当院では、平成17年にDRシステム(コニカミノルタAero DR System)を導入しました。
この装置はフラットパネル(FPD)を搭載しておりX線をデジタル信号に変換して画像にするシステムです。
フラットパネルはX線の感度が高く以前よりも少ないX線量で高画質な画像を撮影することできます。
撮影から数秒で画像が表示され、撮影ごとにパネルを交換することなく繰り返し撮影を行えるため、救急時も含め検査時間の短縮に繋がっています。
今回のシステム更新に伴い、長尺撮影装置を導入しました。
この装置により1度の撮影で脊椎全長(主に頸椎から腰椎まで)や下肢全長(主に股関節から足関節まで)を少ないX線量で高画質に短時間で撮影可能となり患者さんの負担も軽減されます。