●腎がん
転移を有する症例は腫瘍内科や金沢大学と連携して治療を行い、適応のある症例には、術後疼痛の軽減や早期の回復につながる鏡視下手術(腹腔鏡下手術、後腹膜鏡手術)を行います。小径腫瘍では、術後腎機能の温存を目指しダビンチを用いたロボット支援腹腔鏡下腎部分切除術を行います。
●膀胱がん
筋層非浸潤性がんに対しては経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-Bt)を行い、再発予防に膀胱内薬物療法を検討します。筋層浸潤性がんにはダビンチを用いた膀胱全摘除術もしくは開腹での膀胱全摘除術を行います。尿路変更として、適応症例には回腸利用新膀胱を採用し術後のQOLを保つようにしています。
●腎盂がん 尿管がん
適応症例には鏡視下手術(腹腔鏡、後腹膜鏡下手術)で腎尿管全摘除術を行います。