研修医・専攻医募集のお知らせ 寺澤秀一先生による臨床教育レクチャー

臨床研修

1症例目は、呼吸苦を主訴に救急搬送され、肺塞栓症と診断された50代男性の症例でした。呼吸苦の患者さんを診察する際には、呼吸数やSpO₂だけでなく呼吸様式にも注目することの重要性を学びました。また、腎機能が低下している場合でも、診断のためには造影CTを躊躇せず行う判断が重要であることを再認識しました。

さらに、下肢痛の鑑別としてDVTのほか蜂窩織炎なども挙げられますが、血管の走行上DVTは左下肢に多いなど、身体所見をもとに鑑別を絞りながら検査を進める視点について、今年1年を通して数多く学ばせていただきました。

その後は、研修医終了後に医事紛争に巻き込まれないために気をつけるべき点についてお話しいただきました。特に印象に残ったのは、当直帯から日勤帯へ引き継ぐ際には軽症と判断されやすいため注意が必要である、という点です。どのタイミングであっても引き継ぎの際には先入観を持たずに患者を評価する姿勢が重要であり、適切な情報共有と引き継ぎの能力を今後の診療の中で身につけていきたいと感じました。

寺澤先生レクチャー