病院情報
当院は2025年10月1日付けで、日本医学会出生前検査認証制度等運営委員会の承認を受け、無侵襲胎児遺伝学的検査(NIPT)を実施可能な基幹施設として認定を受けました。
今後、当院で受検可能な出生前診断は以下となります。
適した受検時期 | 検査費用※1 | 検査対象となる 染色体疾患 |
侵襲性 | |
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NIPT | 10週0日~ (15週6日までの検査が望ましい) |
150,000円 | ダウン症(21トリソミー) 18トリソミー 13トリソミー |
無 |
クアトロ検査 | 15週0日~ (16週6日までの検査が望ましい) |
12,960円 |
ダウン症(21トリソミー) |
無 |
羊水検査 | 15週0日以降 | 125,000円 ※2 |
染色体異常全般 (確定検査) |
有 |
胎児精密超音波 | 12~13週 | 6,500円 | 胎児異常全般 | 無 |
※1 検査費用(別途遺伝カウンセリング代がかかります)
※2 双胎で2検体の場合は199,000円
これらの検査対象疾患の発生頻度が高いとされているのは以下の妊婦です。
- 高年齢
- 染色体数的異常を有する児を妊娠した既往がある
- 両親のいずれかが均衡型ロバートソン転座を有していて、胎児が13トリソミーまたは21トリソミーとなる可能性が示唆される
- 母体血清マーカー検査や胎児超音波検査で、胎児が染色体数的異常を有する可能性が示唆された上記の4つの条件に加え、以下の妊婦も検査を受けることができます。
- 1-4には当てはまらないが、遺伝カウンセリングを実施後も胎児の染色体数的異常に対する不安が解消されない妊婦
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当院での予約条件
- 上記1~5のいずれかに当てはまる。
- 出産予定日が決定している。
- 検査前、結果説明時に遺伝カウンセリング(自費 税込5,500円)が必要であることを承諾している。
- ご夫婦(またはパートナー)そろって遺伝カウンセリングを受けられる。(5の場合は必須)
※単身赴任等の事情で2人そろって来院できない場合は、ご相談ください。
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検査までの流れ
- 当院通院中の方:担当医に検査を希望する旨を伝えてください。
- 他院通院中の方:主治医に検査を希望する旨を伝えてください。地域医療連携室を通して予約をお取りします。
予約日
曜日 | 毎週火曜日午後 |
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担当医 | 伊藤 実香(産婦人科専門医/臨床遺伝専門医) |