臨床研究倫理審査委員会

オプトアウトについて

通常、臨床研究は文書もしくは口頭で説明を行い、患者さんからの同意(インフォームド・コンセント)を得て行われます。
患者さんへの侵襲や介入がなく、人体から取得された試料を用いず、診療情報などの情報のみを用いて行う研究については、国が定めた倫理指針に基づき必ずしも対象となる患者さんのお一人ずつから直接同意を得るとは限りませんが、研究の目的や実施についての情報を通知又は公開し、可能な限り拒否の機会を保障することが必要とされています。
このような手法を「オプトアウト」といいます。

研究のために自分のデータが使用されることを望まれない方は、各研究の担当者までお知らせください。

オプトアウトを行っている臨床研究は下記の通りです。

※各ファイルは全てPDFファイルです。

1 人工膝関節全置換術後4日以内の歩行器歩行獲得を予測する因子の検討
2 当院における胆道病変に対する経乳頭的病理診断能の検討
3 肺がんでシスプラチンによる治療を受けられた方へ
4 人工膝関節全置換術後における早期歩行実施に影響を与える因子の検討
5 乳癌患者さんの情報の研究利用についてのお知らせ
6 ロボット支援前立腺全摘除術の尿失禁に対する当院の取り組みについて
7 トロデルビ「mTNBC患者を対象とした特定使用成績調査(GS-JP-569-6813)データ活用への協力について
8 救急外来での血液培養コンタミネーション発生要因の探索と改善策の実践
9 臨床試験に関する窓口
10 3DCTによる外反母趾と健康足との軟部組織位置の比較検討
11 より確実な修復と合併症の低下の両立を目的としたハイブリッド式アキレス腱修復術
12 中足骨骨頭は踵骨鋼線刺入における軸位方向の指標となるか?
13 院外処方箋における疑義照会内容の検証
14 メロペネム処方例に対する当院抗菌薬適正使用支援チームの活動の変化とその影響
15 切除不能局所進行非小細胞肺癌に対するシスプラチン+S-1併用化学療法と胸部放射線照射の同時併用療法後デユルバルマブ維持療法の治療成績に関する後方視的研究の実施について

臨床研究について

臨床研究とは
病気の予防、診断や原因究明、治療方法の改善等のために、人を対象として行われるすべての研究で観察研究と臨床試験からなる。

臨床試験とは
医薬品や医療機器、外科的手技などの治療を試験的に施し、有効性や安全性を調べる臨床研究。(臨床研究法における定義とは異なります。)

倫理審査について

当院にて行われる臨床研究に関しては、臨床研究倫理審査委員会を設置し、医学的、倫理的及び社会的な観点から基本的人権の尊重について審議及び審査を適切に行っています。

  1. 病院内で行われる臨床研究に関する倫理的基本事項の審査
  2. 本病院職員から提出された臨床研究の倫理的問題に関する審査