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厚生連高岡病院

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タンポポだより

タンポポだより 第16号 発行日 2007年12月21日

山の木々も色づき、紅葉が見事になってきましたが、寒さも感じられる今日この頃です。去る9月29日、「タンポポの会」小旅行では今話題の北日本新聞社「越中座」を見学してから、「いこいの村」へと行ってきました。今回は参加された方を代表して、会員の平田清信さんと松本弘さんから感想を寄せて頂きましたので、以下に全文を記載させていただきます。

 

秋の小旅行に参加して     

平田 清信

9月29日9時、厚生連高岡病院に集合し、会員11名と病院関係者6名の計17名は、目的地婦中町「いこいの村」へ送迎バスで出発しました。初秋の好天に恵まれ、楽しい一日を過ごすことができました。
途中北日本新聞社「越中座」に立ち寄り、1時間余りにわたって見学し、素晴らしい環境と近代的設備を目の当りにして一同改めて驚きました。特に超高速輪転機による印刷技術の著しい進歩に感動しました。秒速50部、1時間に18万部の新聞が印刷され、毎日約2時間で25万部の朝刊が印刷されるという。これに伴う従業員は朝刊印刷時に8名、夕刊には4名と、省力化されていることに驚きました。印刷から梱包、発送までオートメーションでスピーディに流れる工程を見聞し大変感激いたしました。また見学記念に一行の写真を撮って頂き、翌日の朝刊に掲載されました。
見学を終えて「いこいの村」に到着し、小憩の後懇親会に移りました。腰会長、平野副院長、野尻師長の挨拶に次いで菅原副会長の音頭で乾杯、会員の健康を祈念したのち、お食事を頂きました。山海の珍味で大変美味しいものでした。
懇親会では、平野副院長から“90才の女性の膀胱腫瘍切除の手術を行い成功した。”とのお話があり、90才台の人の手術は初めてのこととのことでした。
今日「高齢化社会」において暫くの如き手術の成功は、医学技術の進歩とともに、執刀された先生ご自身の技量にほかならないと思い、よき先生との結縁に心からうれしく思いました。参加者の自己紹介が披露され、なかにはストーマの失敗談もありました。“就寝のときパウチとウロテクターとの結合が不十分であったため尿が漏れて畳をびっしょりぬらした。”等の体験を話されました。寝たきりや半身不随の身に陥ったときの対応も、予め考慮しておかなければならないと痛感した次第です。飲むほどに酔うほどに話も弾み、和やかな宴会になりました。食後は温泉に浸って疲れを癒す人、又横臥する人それぞれ刻を過ごし15時30分マイクロバスで全員無事病院に帰着し、再会を約して散会しました。

 

 

「タンポポの会」の小旅行に参加して       

松本 弘

楽しみにして居ました秋の小旅行に無事参加できました。いつも楽しみにし、その日を待っていましたが、急な発熱などで何回か残念な思いをしていただけに今回はお蔭様で元気いっぱいで勇んで参加しました。病院前に会員の皆様、先生、看護師さんの集合を待っていざ出発。少し肌寒い、又、秋の気配の感じられる風景を眺めながら一路、越中座(北日本新聞社の創造の森)へと向かいました。
最新技術の印刷工場だと噂に聞いていました。興味津々でした。到着後記念撮影がありついで真新しい建物の見学コースへ案内され、清掃の行き届いた気持ちの良い中を次々に続く説明を聞き進みます。案内も親切で解りやすかった。ガラス張りの奥にはロボットが頑張る無人印刷工場が見えます。印刷機が6台、2列に並んで4階まで登りながら印刷されるとのこと。紙のロールが時速50㎞で走り、一度に8頁、6台で48頁一秒間に50部印刷できるそうです。北日本新聞によると25万部印刷し、早朝から楽しみに待っている私たちに配達されているとの事でした。夜間の作業で、大変ご苦労様です。順々に展示の案内を受けながら、体験ホールへ。色々な展示物があり、体験も出来るところで、恐る恐る最新の技にちょっと触れることで、新しい知識が得られて楽しく嬉しかったです。お土産を戴いてバスで次の目的地、「いこいの村」へ向かいました。
山間部にあり、秋の近い静かな佇まいで安らげる施設です。休憩の後、装具のお世話を戴いている方々の挨拶後、会員の皆様との質疑応答になりました。自分の悩み、迷いを聞いてもらう場となり、私も多いに参考になりました。今後も相談の場所として多いに有効利用して行きたいと思いました。
昼食時刻になり席が改められ、役員、先生、師長さんの挨拶の後、副会長の乾杯で宴会が始まりました。酒などと美味な料理を楽しみながら、お隣さんと談笑の内に自己紹介となり、少し酔いが回ったか言葉も弾みにぎやかになり、笑い声も出てだんだん楽しい雰囲気となり盛り上がりました。会員の皆様が色々な所で元気で頑張って居られる姿を見て、自分も勇気付けられました。不参加の皆様、同病相哀れむで無しに、同病がゆえに気軽に仲間に加われ、色々と語り合い、教え合いして行けたらと思いました。是非の参加を願って居ます。宴の後は自由時間となり風呂へ行く人、横になって休まれる人などでくつろいだ雰囲気となりました。
帰宅時間になり、玄関で記念撮影。しばし賑やかになる中、バスに乗車し帰路に着きました。車内は多いに酔った調子乗りの自分のわがまま独演会にしてしまい、さぞ、うるさかったろうと反省、申し訳なく思っています。しかし、楽しかったです。忙しい日が続いていただけに本当に元気をもらいました。病院前で皆様とお別れしましたが次回も元気なお姿を拝見できればと願い、自分も頑張ってぜひ参加を誓いました。お世話いただきました先生、看護師さん、大切な休日を私どもの為に費やされ申し訳なく思って居ます。大変ありがとうございました。

以上お二人の方に感想をお寄せいただきました。皆様の元気な姿を見ることができ、共に時間を過ごすことで気持ちも明るくなることが出来ました。今後もたくさんの会員の皆様が参加され、楽しんでいただけたらと思っています。

 

 

 

 

次回は来年の3月22日の総会です。今回の総会には、講師に参議院議員の森田たかし先生(泌尿器医師)をお招きしての講演会を予定しています。会員並びにご家族のみなさまの多数の参加を心よりお待ちしております。