タンポポだより 第11・12号 発行日 2006年2月9日
昨年12月よりの降雪は56豪雪以来の大雪となり、毎日除雪に追われている今日この頃またインフルエンザの流行が叫ばれている折ですが、会員の皆様におかれましては元気でお過ごしでしょうか?
昨年行われました講演会と、昨秋の小旅行の報告を致します。
講演会
H17年8月27日厚生連高岡病院研修センターにおいて講演会がありました。
テーマは 「元気で長生きする生活習慣」
講演者は、富山国際健康プラザ・健康スタジアムの館長で医学博士の永田晟先生です。とてもパワフルな楽しい話し方で時間がアッという間に過ぎました。その内容を紹介します。
1.茶寿108歳、目標を定めて生きることが大切。
2.歩くことは足の裏のつぼの湧泉を刺激し、呼吸を促進する。
3. 間違った情報が多いので嘘を見分ける利口な消費者にならなけれ ばならない。TVなどは笑いを取るために大げさに言ったり、因果関係もないのにあたかも調査で明らかになったと言ったりする。正しい判断が必要。
4.保養温泉転地療法は癒しの効果があるが、効能は嘘でそのメカニズムで癒しに効果。 特に炭酸温泉のCO2が体調を良くする。
5.気管・気管支にはCO2のレセプターがあり、息を吐く時にセンサーが働き、その結 果副交感神経を刺激し、リラックス効果がある。息を吐く時は、口を開けて長く静かに「アー」と声を出しながら礼拝姿勢をとる。(15秒程で3回 / 日)
6.腹式呼吸は、横隔膜が挙上し吐くのを助けるため、体調を良くする。腹式呼吸の習得。
7.医食同源 腹八分目が大切(65歳以上は腹六分目)
さあ、今日から実行しましょう。
秋の小旅行
10月29日土曜日9時小雨の降る中、氷見国民保養センターへ出発しました。会員15名、病院関係者9名の計24名の参加がありました。
腰会長より「久しぶりの顔合わせであり、ゆっくり過ごしましょう。」次いで平野副院長より「皆さん健康に過ごされており、顔を見ることを楽しみにしていました。」と挨拶がありました。金谷先生、小堀先生、山下師長の挨拶の後、今年会員となられた萩下さんは「初めての参加であり、ほとんどの人が初顔合わせですが、先輩方の話を聞きたいと思っています。」と挨拶されました。
次に、越屋の成瀬さんから「最近、生活のニーズに合わせたものが出来てきています。要望にあわせた製品を作っていきたいと思います。そのためには、こういった機会に皆さんの意見をお聞きして参考にさせていただきたいと思います。」と話され、またウェルカムサポートセンターの松井さんは「オストメイトの方が相談するのは、まず医師・看護師ですが、次いで同友会の仲間ということです。このような会があるのは、とても良い事と思います。」と話されました。
製品紹介の展示もあり、会員の方の中には、レッグバッグや蛇腹となった排尿チューブに関心を示され、サンプルを注文される人もおいでました。新製品は機会がないと、見たり、説明を受けたり出来ないため、皆さんは手に取り製品の質問や、意見交換をされていました。
昼食は、お刺身、蟹、鍋、釜飯と次々おいしい料理が運ばれ、とても食べきれないくらい多くのメニューが並びました。また話も弾み、笑いに満ちた宴会となり、楽しい時間を過ごしました。
食後は、温泉のお湯にゆったりつかり、日頃の疲れを癒しました。5時間の時間がまたたく間に過ぎました。
最後に、菅原副会長より「私たちは腹を切った(割った)仲間であり、パイプで繋がれた仲間です。これからもよろしく。」とユーモアたっぷりに終わりの挨拶をされ、保養センターを後にしました。帰りは、小雨も上がりお日様に見送られ、16時病院に着きました。
今回は日頃のあわただしさから開放され、食べたり、飲んだり、しゃべったり、温泉に入ったりと5時間ゆっくり、のんびりとした1日を過ごさせてもらいました。次回も元気な顔で会いましょう。