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厚生連高岡病院

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患者の会ご案内

タンポポだより

タンポポだより 第10号 発行日 2005年7月28日

暑い季節となりました。会員の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。このタンポポの会も6月4日(土)に第10回の総会を無事終えることが出来ました。
今年度も2名の新任の先生を迎え、また病棟でも新スタッフを迎えて、気分を新たにスタートしております。
今年度もよろしくお願い致します。

 

平野 章治副院長    “医者の不養生”
昨年初め、当院では電子カルテによるオーダリングが始まり、その後秋の9月21日から電子カルテに本格的に移行しました。その中でいままでの経過の長い患者さんの紙カルテの内容を要約する仕事が毎日山盛りで、土日も外来で入力しました。また慣れない電子カルテなかで入院患者さんの指示を出し治療していくのは大変でした。
また、全国学会発表の準備、病院機能評価の準備、富山県泌尿器科「木曜会」の幹事など精神的に、肉体的にもかなりの重圧になり、昨年暮れからは頻脈が続いて3月の病院機能評価の受審の直前に過労で倒れてしまいました。
医者の診断書をもらって一ヶ月の休養をとることにしました。安定剤を服用しながら、グータラ生活を送るように指示され、寝室と居間のソファの間をいったりきたりする生活を送りました。「時間」は最大の治療薬のようで時が経つにつれ、食欲も増し、気持ちも落ち着いてきました。運良く、経過良好で一ヶ月で現場に復帰しました。
まさに“医者の不養生”を地でいく話しとなり、忙しさもほどほどにを肝に銘じました。
「タンポポの会」の会員の皆様にはご迷惑をおかけしたことをお詫びしますとともに「一病息災」で健康で楽しい生活を送られることを切にお願いいたします。

 

 

《新任の先生紹介》

新倉 晋先生
本年6月1日付けで赴任いたしました。出身は神奈川県で、金沢大学卒業の新倉 晋です。富山県の病院に勤務するのは初めてで、いろいろ慣れないことも多いのですが、少しでも皆様のお役に立てればと考えております。

 

小堀 善友先生
本年4月1日付けで厚生連高岡病院泌尿器科に赴任してまいりました小堀 善友と申します。昨年まで長野市に勤務しておりました。高岡は海があり、食べ物とお酒がおいしくてとても住み心地が良いです。
今後は皆さんのお役に立てるようにがんばりますので、宜しくお願い申し上げます。

 

 

《新役員紹介》

腰 昌二会長
新緑の候会員の皆様にはお元気でお過ごしの事と存じます。
「タンポポの会」も平成10年に発足し7年余り経過致しました。
平野先生始め医療機関に携わる諸先輩方のご協力の賜と感謝しております。
初代本沢さん、2代目島田さん、3代目に就任することとなりました。(何度も会長になる器でないとお断りしたのですが)前任の島田さんは、実に人望が厚く気配りのある温厚な方でした。島田さんには及ばぬとは承知の上で皆さんの協力を願って「タンポポの会」を継続していきたいと思います。
振り返って、私も大病を患って丸7年過ぎました当時、人の心と健康のありがたさを身にしみて感じていました。しかし7年も過ぎれば苦しかった想い出も少しずつ忘れさせてくれる、人は生きている限りいつどこでどのような苦難と出会うかもしれない、だから原点に戻り1日1日を大切に規則正しい生活が必要だと思う。
島田会長長い間ご苦労様でした。皆様方の御支援御協力を頂きます様お願い申し上げます。

 

菅原 昭副会長
(未年生・AB型・バリケァ使用)
入会してまだ1年にならない私に“若い”ということで「タンポポの」会の大役を指名されました。今は術前(昨年8月手術)と変わらず元気であり、週休4日制の“時待ち”で、(金持ちには縁なし)第二幕の人生を好奇心一杯にて過ごしています。
「タンポポの会」は会員が親しく交流し、情報交換の場であり、皆さんへの手紙「タンポポたより」があります。皆さまの希望などお聞きし微力ながら世話役をさせて頂きます。

 

 

《総会報告》
平成17年6月4日(土)厚生連高岡病院の7階会議室に於第10回総会が開催されました。
出席者は14名でした。プログラムにそって議事は進行しました。

1) 16年度の事業報告並びに決算報告

2)17年度の事業計画並びに予算案

3)17年度の役員も決まりました。
会長  腰 昌二

副会長 菅原 昭
会計  豐岡 輝行
監事  島田 興二

これからの2ヶ年間 宜しくお願いします。

 

総会の中で
「オストメイトの災害に対する意識調査」 と題して、 
株式会社 越屋 福井・富山営業所より発表がありました。

1)災害に対する危機感を持っている人は過半数でしたが、ストーマ装具の備蓄は危機感を持っている人は8割にも及ぶのに対し、危機感を持っていない人は半数しか備蓄していませんでした。
 
2)自分の使用しているストーマ装具名を知っていると答えた人は7割と高い割合でしたが、実際正確に装具名、サイズを答えられた人はわずかに1割でした。これらから、災害時に備え、オストメイト自身も装具名を覚えたり、書き留めたりなど、自己責任を持つことが必要だと言われました。

3)ストーマ装具をすぐに持ち出せるところにあるかという問いに対し、災害に危機感を持っている、いないにかかわらず8割から9割の人がすぐに持ち出せると答えていました。しかし、会場のオストメイトからは、1つにまとめすぐに取り出せるようになってはいるが、1箇所にしか置いてないので、どこからでも持ち出せるように、2~3箇所に置いておいた方がいいのではという意見があがりました。

4)災害時、オストメイトのためにどのような対策を行政に望むかという問いに対し、①ストーマ装具の支給であり、②臨時の装具交換場所の確保、③医療者の援助でした。

5)阪神大震災以来、行政によるオストメイトの災害対策が進められていますが、ほとんど決められていないのが現状です。行政は装具の備蓄や災害時の連絡手段を明確にすることが必要であり、オストメイトに対し、災害時の指導を行い災害に対する意識レベルを高める必要があると締めくくられました。

 

講演会は、
「健康食品とサプリメントのウソ・ホント」 と題して、
金谷 二郎先生より話がありました。

健康食品の効用と誤解しやすい点について説明しました。
コエンザイムQ10は細胞内のエネルギー生産に必要な物質で、うっ血性心不全の薬として使用されています。健康な人が補給した場合にも個々の細胞のエネルギー生産がアップすると考えられますが、体調を改善するかどうかは不明です。
アミノ酸はダイエットに効果ありと宣伝されていますが、アミノ酸を補給するだけでは体重は減少しません。アミノ酸を補給しながら運動すると筋肉量が増え、脂肪燃焼の効率が良くなると考えられます。
ヒアルロン酸は肌のハリを良くし、シワを減らすとされています。ヒアルロン酸を服用しても胃腸で小さい糖に分解されてしまうため、体の中ですぐにヒアルロン酸が合成される訳ではありません。しかし消化吸収された糖がヒアルロン酸を効果的に合成する材料になるという考えもあります。またヒアルロン酸配合のクリームを塗っても皮膚にヒアルロン酸が浸透することはありません。ヒアルロン酸には水を保持する力が強く、皮膚が長時間保湿されることにより弾力を改善する作用があるかもしれません。
その他 アントシアニン、セサミン、カプサイシン、フコイダン、アガリクス茸、ローヤルゼリー、プロポリス、カスピ海ヨーグルト、ハタケシメジ、メシマコブの効用についても説明しました。