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厚生連高岡病院

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患者の会ご案内

タンポポだより

タンポポだより 第2号 発行日 2000年10月30日

厚生連高岡病院泌尿器科 布施先生

「タンポポの会」が発足して約2年が過ぎました。
その間、世話人の方々及び会員各位のこの会に対するご理解と熱心な会の運営により、着実に発展してきています。
今年は総会・懇談会のみではなく、会報も出され更に11月にバス旅行も計画されており「タンポポの会」の充実ぶりは、喜ばしい限りです。
もうすぐ新世紀です。
「タンポポの会」の21世紀に向けてのさらなる発展の一助として、これからも参加させていただければ幸いです。

 

 

ストマ外来情報

ストマ外来が発足して半年近く過ぎたある日のストマ外来をのぞいてみました。
退院後一ケ月余りたったA氏が妻と共に来られました。
A氏は退院後の生活に不都合なく過ごされパウチ交換も四日に一回と皮膚トラブルもなく順調で手技も一段と上手になっておられました。
A氏の声「パウチの袋が皮膚にくっついて汗ばむ為、布の袋でも作ってみようか」
入院中は体力、ストマの管理に自信がないように思われましたが、現在少しづつ元の生活にもどれるよう努力されています。
ちょっぴり体重も増え顔色も良くイキイキとして見られ私たちスタッフもうれしく思いました。

変わりがなくても三ケ月から半年に一度はストマ外来に来て皮膚の状態などみてもらいましょう。又日常生活(食事娯楽衣服性生活)の心配事があれば来て下さい。その時ゆっくり相談に応じたいと思います。
月に一度のストマ外来ですが、お待ちしております。
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【ストマ外来】
毎月 第三水曜日 午後三時から
TELで予約して下さい(21-3930)・泌尿器科外来へ
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今回、タンポポの会の経過報告を兼ねて役員方々に一筆をお願いしました。

 

-会長・島田さん-

盛夏ならぬ酷暑の連続、記録的な暑さも十月に入りやっと治まりました。
私事ですが毎日のストマとのお付き合いも大変、なんで「こん奴」とお付き合いしなければならないのかと、誰恨むでなく見つめていました。
神様がくれた「第二の伴侶」これからも仲良しでいようと、下腹部を撫でてやりました。
先日の役員会で、行楽の秋の一日を楽しんでみようとの提案もあり、日帰り小旅行を企画してみました。

日時・11月25日(土)午前10時より
場所・いこいの村   なお詳しい事は後日に

会員皆様多数のご参加をお待ちしております。

 

-副会長・腰さん-

日頃ストマを愛用されているタンポポの会の皆様、如何お過ごしでしょうか。
月日のたつのは早いもので私が退院して二年六ケ月余りになりました。
膀胱代りの袋を下げる日常生活の不自由さもやや薄らいできました。
入院当初 布施先生より病名を告知された時は愕然とし目の前が真っ暗になり呆然としてしまいました。
気持ちが不安定な私に人生はこれからが始まりで自分の病気は自分で治すように説得され“ガン”の大きな要員の一つであるタバコをやめるようにとの厳命を受けすべてを先生にお任せして初めての入院生活に入りました。検査、手術、治療の苦しい日々でした。
三ケ月余りの入院中は、先生や看護婦さんたちに大変お世話になりました。
入院当初ショックになっていた私に親切にして下さった看護婦の皆さんに感謝致します。今日あるのは皆さんの優しい励ましの言葉のお陰です。
そして医師の激務、ナースの仕事の大変さを実感しました。
人と人とのふれ合い、家族や友人の思いやり、そして二歳の孫の見舞いが私の心を明るくいやしてくれました。人生の勉強にもなりました。
心身とも苦しかった思い出は又楽しいものだと思うこの頃です。
タンポポの会の皆さん日常のストレス解消の為、年一回の小旅行と数回の会合いかがでしょうか!!

 

-監事・加藤さん-

月日の過ぐるは早いもので、このタンポポの会ができてから三年近くたちました。
厳しい暑さの夏もすぎ、会員の皆様は如何おすごしでしょうか。
ふり返れば、私達の病体は只お薬をいただいて注射をしてといったものではなく、ストマを使用しなければならないので、最初の頃は健常者にはわからない淋しさと気苦労を体験しました。
でも、平成十年春(三月)に副院長平野先生を初め諸先生、看護婦の皆様方のお骨折りで、タンポポの会が発足しました。以来私達は同様に感じている日常の不満、又は、なかなか周囲に理解してもらえない症状など、いろいろな問題をグループ毎に持ち寄って、いろいろと語り合い、検討し合って、本当に楽しい一時を過ごしました。
このような機会を与えて下さった皆様方に心より感謝申し上げますと共により一層のご発展をご祈念申し上げます。
最後になりましたけれど、会員の皆様方には寒さに向い、くれぐれも健康に留意され、次にお会いする時には元気なお顔が拝見でき、また有意義な時間を共にできますよう、そのことを楽しみにペンを止めさせて戴きます。

 

-監事・本澤さん-

患者会としてタンポポの会が発足して二年半経過しました。
振り返ってみると会の名称は吉田主任さんの提案によりタンポポの会に決まったと記憶しています。
私は可愛い名前をつけてもらったなと思い、家に帰って本を見ると花言葉には「別離」ということが載っていました。昔の人は白い錦毛が手元からはなれていくその様子を見て別離とタンポポを結びつけたのかもしれません。白い綿帽子を一吹きで飛ばすことができたら、幸運が訪れると言われています。
私達は、命が助かったという大変な幸運に恵まれたと言えると思います。
人間の身勝手さから時間の経過につれ「こころ」の変化が認められるのであります。
会報第一号で副院長平野先生が言っておられる「体とこころの健康」は、それぞれが自らの努力によるとこが必要であると考えられます。
しかし「こころ」の健康は会員の皆様に頼らねばならないことが多くあると思います。
健常者には理解してもらえない私達の思いが届かないという一面があることを皆さん自身が体験されたことと思います。
このような事情からも是非この会が継続、さらには充実されることを期待します。
会員のみなさんが一人ひとりが知恵を出し合い楽しい運営になるようお互いに努力することを願っております。