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厚生連高岡病院

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厚生連高岡病院 卒後臨床研修医(初期研修)

卒後臨床研修(初期研修)新着情報

Dr.Gautam Deshpandeによる臨床教育レクチャー

今回は順天堂大学総合内科よりゴータム・デシュパンデ先生にお越しいただき、研修医が経験した症例について英語での検討会を行いました。

症例は左側腹部痛を主訴とした若年男性の肺塞栓症という難しいものでした。問診や身体所見から鑑別疾患を考えていく中でポイントとなったのは、胸部の疾患か腹部の疾患かでした。経験の浅い私達研修医は腹痛という主訴からどうしても尿路結石や膵炎などの腹部疾患ばかりを考えてしまいましたが、胸膜炎などの胸部疾患も鑑別に挙げるよう指摘され、視野を広げることの重要性を再認識しました。最終的には誰も疑わなかった肺塞栓症という診断でしたが、疑うためには詳細な問診と正確な身体診察がなければならないということを改めて実感しました。

ゴータム先生レクチャー

後半は研修医に必要なこととして、「情報収集力・鑑別疾患を考える力・プレゼンテーション力」の3つに関してゴータム先生よりレクチャーをしていただきました。中でも印象的だったのは、完璧な問診ではなく”有効な”問診をしろという教えで、医者側が最適な質問をすることで、患者さんから必要十分な情報を引き出すことができるというものでした。実際に「20の質問」による疾患当てクイズを通して、鑑別疾患を想定しながら必要な質問を考えるなど、楽しみながら学ぶことができました。今回学んだ3つの力は日々の研修の中で繰り返し要求されるものであり、常に意識して患者さんに向き合いたいと思いました。
最後になりましたが、この度は貴重な機会を与えていただきありがとうございました。

ゴータム先生レクチャー