飯村傑先生による臨床教育レクチャー
今回は、エルゼビアジャパンChief Medical Officer、今日の臨床サポート編集長でいらっしゃる飯村傑先生に論文の読み方についてレクチャー頂きました。
できることなら論文は読みたくない…、英語苦手…、何言ってるのかいまいちよくわかんない…。多くの医学生・研修医はそう思っていることでしょう。自分もその一人ですし、医師として働く上で「論文」がネックとなっているのも事実です。しかし、今後の医者人生で論文は避けては通れない道ですし、論文を読めたらどんなに楽しいか。誰か助けてほしい…、読み方を教えてくれ…、そんな時、救世主として現れてくださった飯村先生。論文を読む上でどこに注目すれば良いのか、この研究は信用するに足るのか、結果はどう評価すれば良いのか、論文嫌いの自 分にとって飯村先生の話は目から鱗でした。
事前に課題の論文を読んでいったのですが、時間がかかるかかる。何度も途中で休憩をはさみ、ようやく読みきった頃には序盤の内容を忘れている…、本当に論文嫌いです。しかし、教わったポイントを意識しつつ読むと、スラスラ読めるのです。こんなにも変わるものかとびっくりしました。飯村先生のユーモアあふれる話術も相俟って、論文を読むのが楽しくさえ感じました。
さて、研修医生活が始まって早2ヶ月、回診や症例検討会などプレゼンの機会もだいぶ増えてきました。今日のレクチャーで学んだことを活かして論文読んで、ビシッとプレゼン決めようと思います!
(研修医H)