Dr.Carrick Burnsによる臨床教育レクチャー
今回のレクチャーは横須賀海軍病院からCarrick Burns先生をお招きし、皮膚科疾患の問診から検査、鑑別疾患の挙げ方をレクチャーしていただきました。
皮膚科疾患の英語は正直なところあまり知っていなく、レクチャーが始まる直前はまともに聞き取れるかどうか不安でした。しかし、先生のレクチャーはグループディスカッションをしつつ、病気の診断に迫っていく形式だったので、グループ内で理解できなかった英語をカバーし合う事ができ、とても楽しく勉強することができたレクチャーでした。
症例は全部で4つあり、それぞれが必ず聞いたことがある疾患ばかりでした。しかし、皮膚所見が映った写真からどんな質問をするのか、またその質問をどのような英語で話せば良いのかわからず、かなり難易度が高かったように感じました。特に、皮膚疾患特有の症状について質問をする際は、適切な言葉が浮かばず苦戦しました。また、症状の所見を英語で表現することも難しく、自分の英語力の無さを改めて実感しました。
先生のレクチャーはそれらの苦戦した部分に関して、プリントを用いながら丁寧に教えてくださり、とても分かりやすかったです。特に、発疹をそれぞれ直径や深さから分類する方法は皮膚疾患を理解し、説明するうえで、非常に有用であり、これからも利用していきたいと感じました。
今回、研修医になって初めてのレクチャーでしたが、是非もう一度受講したいと思えるレクチャーでした。先生には次回も来ていただき、また皮膚疾患に関してレクチャーしていただきたいです。
最後になりましたが、臨床レクチャーを企画していただいた先生方、そしてBurns先生に感謝申し上げます。
(研修医Y)