嶋崎鉄兵先生による臨床教育レクチャー
1月11日は米国Rush University 感染症内科フェローの嶋崎鉄兵先生にご講演に来ていただきました。ご講演の前には嶋崎先生に総合診療科の回診をご一緒していただきました。
回診の際には患者さんの病歴の大切さを学び、嶋崎先生の鑑別の引き出しの多さに驚くばかりでした。個人的に今後の方針が難しかった患者さんについて助言していただけたことが大変うれしかったです。
抗生剤についての講演は本当にためになり、聞くことができてよかったと思いました。抗生剤については大きくグラム陽性球菌、グラム陰性桿菌、嫌気性菌、緑膿菌の4つのボックスに、抗真菌薬については酵母と菌糸の2つのボックスに分け、どの菌をカバーしているかを図にして考えるという方法が大変わかりやすくすっと頭に入り、この抗生剤はこの菌はカバーしているけどこの菌はどうだったっけ?と頭の中で曖昧であった部分が簡潔に整理されました。来年からも抗生剤の使い方に自信のない1年目の研修医に、このお話を是非聞いてほしいと思いました。
お忙しい中厚生連高岡病院に来ていただき、本当にありがとうございました。
(研修医T)