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厚生連高岡病院

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厚生連高岡病院 卒後臨床研修医(初期研修)

卒後臨床研修(初期研修)新着情報

Dr. Gautam Deshpandeによる臨床教育レクチャー

9月9日、アメリカ大使館の医師および聖路加国際病院、学校法人 聖路加国際大学 臨床疫学センターのsenior researcher/clinical educatorをしておられるDr. Gautam Deshpandeにお越しいただき、症例検討と診察技能についての臨床教育レクチャーをしていただきました。

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症例検討についてのレクチャーでは、食欲不振の主訴から診療が始まった患者が、後に意識障害や痙攣をきたすなど、Problemが次々に重なっていく症例をもとに、Gautam先生と研修医との間でディスカッションを交えていきました。どのような鑑別を挙げ、どのような診察や検査をおこなうかなどについて議論が繰り広げられ、挙げられた鑑別のなかには自分達は思い浮かばなかったようなものもありました。また、時間経過に伴い新たなProblemが挙がると、時として、以前に着目していたProblemは頭から抜け落ち、一貫性の無いアセスメントに陥ってしまうこともあり、患者全体を把握し続けることの難しさと重要さを改めて実感しました。

診察技能についてのレクチャーでは、神経診察の方法を中心に幅広く教えていただきました。脳神経所見の取り方については、限られた時間のなかでも所見を取り損ねることなく診察するにはどうすればよいか、実践的かつ効果的な診察方法を伝授していただきました。また、筋力や腱反射の診察については、これまで自分が知らなかったようなコツを取り入れることで、曖昧だった所見が優位なものとして得られるようになるのだと実感しました。研修医である自分にとって、どのようにすれば有意義な診察をおこなうことが出来るようになるか、という悩みは、いつも頭のなかを占める大きな問題のひとつであります。特に、救急外来にて非常に多くの患者さんが来院している際などには、次に何をすればよいか、限られた時間をいかに使うか、混乱に陥りそうになることも少なくありません。そのような際、今回伝授していただいたポイントを取り入れていくことで、診療の内容を高めていきたいと思いました。

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今回のレクチャーにてGautam先生に教えていただいた医療知識・技能は、研修医として約半年が経った現在、日々悩んでいる疑問を解決してくださるものばかりでした。自分も今後、自身の経験を他の方にも伝えていける医療人となれるよう努めていきたいと感じました。
(研修医 N)
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