もぐら叩きゲームの目的

　農作業事故の発生要因として、不適切な「環境」や農業機械や道具など「物」の不具合もあるが、合わせて農業機械を運転する人間の能力や機械が不適切なことも大きな事故要因となります。
特に、トラクター等の農業機械を扱う場合、危険を「認知」して、危険回避の方法を「判断」し、実際に判断した通りの「操作」を行う事で、事故回避することができます。
この「認知⇒判断⇒操作」の機能を評価する方法として、「もぐら叩きゲーム」を点数化するソフトを独自開発しました。
「もぐら叩きゲーム｝は、加点するモグラと減点するモグラのキャラクターが次々に出現し、加点されるモグラの出現を「認知」し、叩いても良いとの「判断」を行い、その判断に従い実際に叩くという「操作」を行います。
年代別に作成した点数曲線（ホームページ参照；富山県農村医学研究会誌３６・３７巻）を使用します。極端に離れて低い人は、この能力が低い人として自覚を促すツールです。
また、毎年の健診（厚生連高岡健康管理センター、厚生連滑川健康管理センター）などに合わせて実施し、トラクター等の運転を止めるなり、より慎重に操作しようとの自覚を促す一助になればと考えています。

「もぐら叩きゲーム」は無料で公開いたします。
ＪＡや農業法人の各種講習会（農業機械の安全講習会等）、脳トレゲームとして（いきいきサロンや介護施設など）、高齢者の自動車免許返納時の参考など、用途を広げて使っていただければ幸いです。

モグラ叩きゲームの申込方法

＊＊＊申込は上部のメニューボタン（もぐら叩きゲーム申込）へ進んでください。
申込は、グーグルフォームから個人又は団体名、メールアドレス、お住まいの地域、使用する目的を登録送信すると、モグラ叩きゲームのURLが表示されます。

もぐら叩きゲームの操作

準備するもの

①タブレット端末は、インターネット接続可能なタイプ　
　インターネット環境は、google　又は　firefoxなどを使用してください。
　Verによっては、モグラの出現スピードが遅くなる場合があります。
②タッチペンは入力方式が電磁誘導方式や静電容量方式を選択してください。
ペン先は、「丸く」、「弾力性があり」、「シリコンゴム」又は「繊維」を選択してください。

不具合がある場合は
厚生連高岡健康管理センター内の（一財）日本農村医学研究会　富山県農村医学研究所に
お問い合わせ: 0766-21-3930内線3903　吉田

タブレット端末	タッチペン

もぐら叩きゲームのルール

開始画面	ルール説明画面	結果画面

個人情報入力画面	結果印刷画面	総合判定の内容

インターネットでもぐら叩きゲームのＵＲＬを開く。次回からはインターネット環境が無くてもゲームができます。

①.タブレット端末でタッチペンを用いてモグラを叩きます。
②.ゲーム時間１分間です。
③.３回挑戦して最高得点を印刷します。

得点もぐら	減点もぐら
もぐら＋１点	ヘルメットもぐら－１点
サングラスもぐら＋２点	赤蝶ネクタイもぐら－２点

④．画面に出てくる４種類のモグラのうちから、「得点もぐら」だけ叩き、「減点もぐら」は叩かない。高得点をめざして頑張りましょう。
叩くスピードが遅くても「得点もぐら」を正確に叩き、「減点もぐら」を叩く間違いが少ない事も重要です。