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厚生連高岡病院

〒933-8555 富山県高岡市永楽町5番10号
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ニュース&トピックス

すこやかワンポイントアドバイス

前立腺肥大症のレーザー手術(内視鏡下) ~高出力レーザー機器を導入~

yotsuyanagi-dr50歳くらいから男性の半分以上で前立腺が大きくなりはじめ、大なり小なりおしっこの出方に問題がでてきます。年のせいとあきらめていませんか?一度大きくなり始めた前立腺の中心部の“こぶ”は個人差はありますが、80歳近くまで大きくなり続けます。『勢いが落ちたなあ』『キレがないなあ』で気が付いてから、さらにゆっくり何年もかけて悪化します。そしてある日、お酒を飲んだり、ある薬を飲んだら急に尿がちょろっとしか出なく苦しくなってパンパンに膨らんだおなかで救急にきて管を入れられる・・・とういうのが寒い季節になると良くある話です。
一旦できた大きな“こぶ”が消えてなくなってしまう薬はありません。薬は一時的に効果があっても、前立腺が大きくなり続ければそのうち効果はなくなります。膀胱は高い無理な圧力でがんばって尿を出しているので、いずれ疲れ果てて変形したり、尿を押し出す収縮力がなくなってしまう場合もあります。
『薬を飲んでもイマイチだけどしょうがない』などとあきらめる必要はありません。内視鏡手術で完治することができます。膀胱にまだ力が残っていたら、若いときのようにドーっと出せるようになります。20代の人とトイレで隣になってもかかる時間に差はなくなります。
手術はこわいとお思いの方も多いと思いますが、私たちの病院では麻酔をかけて、新しいホルミウムレーザーを使った手術法をおこなっているので、従来の方法より完治率が高く、痛み、入院期間、術後のトラブルはかなり少なくすみます。
この手術はエキスパートが非常に少なく、手術を勧められない病院もあるようですが、私たちは患者さんの病状、進行予測をもとに積極的にレーザー手術をお勧めしています。他院では手術の困難な例など県内外の多数の患者さんの手術をおこない、平成28年度のDPC統計では手術件数(レーザー手術+その他の手術)全国第3位となりました。多くの患者さんに『若いときに戻ったようだ』『良くならないといわれていたのに良くなってうれしい』と喜んでいただいています。今後とも北陸地区の患者さんのお役に立てれば光栄です。

泌尿器科 診療部長待遇
四柳 智嗣