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厚生連高岡病院

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厚生連高岡病院 卒後臨床研修医(初期研修)

卒後臨床研修(初期研修)新着情報

飯村 傑先生による臨床教育レクチャー

今回は、エルゼビアジャパンのChief Medical Officer、今日の臨床サポート編集長である飯村傑先生のレクチャーでした。飯村先生のレクチャーは今年度に入り2回目となります。
「感染性心内膜炎の患者が抗菌薬治療中に帰宅を希望した際に、抗菌薬を経口に変えて帰宅させることは可能だろうか」という臨床的疑問を例として、実際の英語論文を読んでいこうというものでした。論文は、感染性心内膜炎に対する抗菌薬を経静脈的投与で継続した場合と経口投与に変更した場合で検討したものでした。前回教えて頂いた論文を読み解いていく上でのポイントを確認しながら、論文を解釈していくところから始まりました。そして、今回は解析方法による結果の解釈の違いや、それによって変わってくる論文の信憑性の違いや、統計学的意義と臨床学的意義を区別しながら読み進めていくことの大切さを教えていただきました。
最初は、慣れない英語論文を前に歯が立たず、飯村先生から教えていただいた論文を読む上でのポイントを理解する事だけで精一杯でした。しかし、今回は前回学んだ事を踏まえながらもっと論文の内容について皆で議論、理解をする事ができたと思います。論文をただ漫然と読むのではなく、要点をしっかり押さえる事。結果や考察を鵜呑みにせずに論文や研究自体の信憑性を評価する事。数値や統計解析のロジックと、統計学的意義と臨床的意義をしっかり区別しながら読む事。など、先生のお話を聞けば聞くほど新しい発見があり、英語論文への抵抗が少しずつ薄れてきているような印象を受けました。どんな先生の講演やレクチャーでも1度で全てを自分のものにすることはできません。やはり、同じ先生に何度もご講演いただけるというのは貴重なことであり、自分を成長させる事が出来ると感じます。
飯村先生はもちろん、この様な機会を与えてくださった厚生連高岡病院の先生方にも感謝しています。ありがとうございました。あと2回の飯村先生のレクチャーも楽しみです。

0904-1