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厚生連高岡病院

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厚生連高岡病院 卒後臨床研修医(初期研修)

卒後臨床研修(初期研修)新着情報

大路 剛先生による臨床教育レクチャー

今回は神戸大学医学部附属病院 感染症科の大路剛先生にお越しいただき、感染症の診断・考え方についてご講義いただきました。
まずは鑑別診断をあげるための患者情報として、①病歴・自覚症状、②身体所見、③臨床検査・画像検査・生理検査、の3つのトライアングルについてお話頂きました。全ての可能性を考慮して全身精査をするという方法もありますが、実際の現場での診察は限られた時間で行う必要があり、この3つのトライアングルの情報源から鑑別診断をあげ、絞り込む力が必要とされます。だからこそ、患者さんからできる限り多くの病歴を聞き出し、その情報に対し常に他覚的であることが大切だということを改めて学びました。
また、発熱の鑑別として感染7症、自己免疫・自己炎症、悪性腫瘍、血栓と骨折の4つについて教えていただきました。特に多くみられる感染症についてディスカッションしましたが、呼吸器感染において中耳と副鼻腔・喉はつながっているから起炎菌も似たものになる、ということや胆嚢炎の原因として自律神経異常(軸索損傷や外傷によるもの)による胆管閉塞が挙げられるというのはなかなか見落としがちな点で、機序からしっかりと理解して診断を考えなければいけないと思いました。
自己免疫についてのお話もしてくださり、国試でも出てきた好中球・細胞性免疫・液性免疫について様々な例を挙げながら説明して下さいました。
正直、学生時代は免疫の分野はとても苦手でどれが何かよくわかっていませんでしたが、今回の講義を通してそれぞれに対してどのような原因があり、どんな特徴があるのか、などを学ぶことができ、免疫について以前よりも理解できたように思えます。
最後に、お忙しいところはるばる富山にいらして講義してくださった大路先生、このようなレクチャーを企画してくださった方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。

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