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厚生連高岡病院

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厚生連高岡病院 卒後臨床研修医(初期研修)

卒後臨床研修(初期研修)新着情報

嶋崎 鉄兵先生による臨床教育レクチャー

今回は杏林大学医学部附属病院 感染症科の嶋崎鉄兵先生にお越しいただき、抗菌薬の適正使用や感染症の考え方について実際の臨床症例に触れながらご講義いただきました。 0705-2
まずは、抗菌薬を適正使用するための6Dについてお話いただきました。私達が患者さんを治療するためにはまず診断(Diagnosis)が欠けてはなりませんが、実際にしっかりと診断できているか改めて考えてみると、自分ではなかなか出来ていないと痛感しました。抗菌薬をやみくもに使ってしまうようなことは今までも何度か経験しており、苦い思いをしてきています。感染が起こるためにはまずその原因を探るべきであり、例として出していただいた大腸癌を契機とした腸球菌による敗血症のように、「なぜそうなったのか」と疑問を持つことができるよう常に目を開いておきたいと思いました。
次に、血液培養が如何に大切であるか、培養を採るタイミングや考え方からお話頂きました。悪寒戦慄、発熱以外にも血液培養を考えるべきタイミングは沢山ありますが、今後は臆せず血液培養を選ぶことができるようになったと思います。最後に提示いただいたレミエール症候群の例はどのように考えるか非常に難しい症例でしたが、問診を丁寧に行い情報を整理する他に、血液培養をとっておくことで診断にたどり着けたというものでした。そのひとつの症例についても、旅行者の感染症についての考え方をはじめとし、診断に至る流れに沿って散りばめられたエッセンスを学ぶことができ大変勉強になりました。嶋崎先生の引き出しの多さに驚きながらも、私も多くの症例を経験して、学んだことを自由に引き出していけるようになりたいと思いました。
最後になりますが、お忙しい中富山にいらしてお話いただいた嶋崎先生、このようなレクチャーを企画して下さった先生方に感謝申し上げます。ありがとうございました。
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