近年、テレビや新聞等で災害現場や被災地の様子を目にすることがあると思います。その写真の中で,DMATの文字の入ったユニホームを着て活動しているのがDMAT隊員です。 DMATとは、Disaster Medical Assistance Teamの略で医師、看護師、事務の3つの職種で構成された災害派遣医療チームのことです。大地震及び航空機・列車事故といった災害時に被災地に迅速に駆けつけ、一人でも多くの命を救うための医療支援を行います。 厚生連高岡病院DMATチームは、平成18年に厳しい研修を受け、第1チームが立ち上がり 平成21年9月の時点で第3チームとなり、総勢14名がいざという時に備えています。 これまでに石川県能登沖地震、新潟県中越沖地震、岩手・宮城内陸地震の際、被災地に出動しています。 日々、スムーズな医療支援ができるように色々な訓練に参加し、隊員のスキルアップを図っています。 最近では今年9月1日の防災の日に全国一斉に行われた政府総合防災訓練に当院DMAT隊員 11名が参加しました。今回は首都直下地震(神奈川県川崎市)を想定し、被災地の重症患者を被災地外の病院に搬送する大掛かりな訓練でした。 北陸方面からは新潟・富山・石川県から合計14のDMATチームが富山空港に参集し、当院の1チーム を含む8チームが自衛隊機で海上自衛隊厚木基地まで行き、次々と送られてくる被災患者をトリアージ して救命処置・傷病手当の後、患者8名とともに富山空港に戻ってきました。待ち受ける富山空港では当院救命医師の指揮下に、送られてきた8名を再トリアージしたのち、県内の各病院へ救急車で搬送しました。