当院の臨床工学部は、以下に示す3つのグループに分かれて業務を行っています。臨床工学部の業務は多岐に渡っており、その全てを詳述することは困難ですが、各業務の概要を紹介いたします。
(1)手術室 心臓外科手術症例は年間約30例です。CABGは全例Off-Pumpを予定術式としており、人工心肺を使用する症例は決して多くはありませんが、安全を第一に考え、基本に忠実な人工心肺操作を心掛けています。 その他、腹部大動脈手術や整形外科手術における自己血回収(年間約150例)や麻酔器、電気メスなど各種医療機器の保守点検、トラブル対応を行っています。
(2)ICU 急性血液浄化療法(年間約70例)、補助循環装置<PCPS・IABP>の操作・管理(年間約10例)、人工呼吸器の管理を中心に業務を行なっています。PCPSおよびCHDFを施行している間は宿日直体制とし、24時間、臨床工学技士が院内に常駐しています。また、当院では末梢血幹細胞採取(年間約5例)をICUにおいて実施しており、この際の装置の操作も臨床工学部で行っています。
(3)心臓カテーテル室 PCI(年間約200例)では、IVUS操作のほか、万一、血行動態が破綻した場合に備えていつでもPCPS・IABPを施行できる体制を整えています。その他、カテーテルアブレーション(年間約70例)ではアブレータや関連機器の操作、ペースメーカ・ICD植込み(年間約50例)ではアナライザ、プログラマの操作を行っています。
(4)ペースメーカ・ICD関連業務 メーカー、ディーラー担当者のサポートの下、200名近い患者様のフォローアップを行っています。 (5)高気圧酸素療法 第1種高気圧治療装置1台を有し、主に突発性難聴、急性一酸化炭素中毒の患者様の治療を施行しています。年間の治療回数は約100回です。
学会認定資格取得者
呼吸療法認定士
3名
透析技術認定士
体外循環技術認定士
1名
臨床ME専門認定士
日本アフェレシス学会認定技士